教職を知るためのQ&A(在学生向け)

Q.商大で教職をとれるって意外と知られていないですよね。

そうですよね。4年生になる直前になって、「先生、私は教師になりたいのですが……」あるいは「必修科目が重なっていて、うまく履修できないんですが、どうにかなりませんかね」という学生の出現に、このところ少し面食らっています。時間を割いて話していくと、「もう一年大学に残って単位を取得しなければならない」ということが明らかになることもあります。「もう少し前から準備をしておけば、効率的に教員免許を取得できたのになぁ」というのが、教職担当教員の正直な感想です。
あるいは一度民間に就職してから、そこを辞め、大学に戻って勉強し直して教員になる人も少なからずいます。その人たちの話を聞くと「一度卒業した大学に戻れることも知らないし、ましてや教員免許状を取得できることを知らない人が結構いますよ」とのことです。
あるいは「本当は中学校の数学の教師になりたかったんですけど、他の大学に合格しなかったので、情報の教員免許を取得できる商大に入学しました。でも中学の数学の教師を諦めたわけではないんです」という学生にも出会うことがあります。さらには「本当は小学校の教師になりたかった」という学生さんもいます。
こういう人たちに出会うと、教職についての情報がどうもみなさんにあまり伝わっていないのではないか、と痛感させられます。ここでは教職(先生の資格を取る)のことを少しでも知ってもらいたいと考え、しばしば訊かれる質問に答えてみることにしました。 皆さんの役に立てれば幸いです。

Q.教員に向いている人、あるいは不向きの人っているのでしょうか?

なかなか答えるのが難しい質問ですが、私自身は「教師はこうあらねばならない」式の考え方にうまく馴染めません。とくに多くの教師がほとんど到達できない理想的教師像を高く掲げて、それをめざすべきである、という考え方にはとてもではないですが、賛成できません。普通の人が普通の努力でなれるものだと考えた方が健全だと思います。普通の人が普通の努力をしても、実際にうまくゆかないとすれば、それは教師の問題ではなく、制度や行政の問題として考えなくてはならないでしょう。もちろん、教えることも嫌いだし、人とコミュニケーションとるのも苦手で、できる限りひとりでいる方が好きだ、というのでは、生徒たちを相手にする職業ですので、向いているとは言えないでしょう。
これまでの卒業生をみていると、それぞれの資質は千差万別ですが、それぞれ一人前の教師として教壇に立って、苦労しながらも立派にやっていることを考えると、これぞ教師向きの性格というのはないと思います。ただし、商大卒の教師が苦労をしながらも教師を続けられているのは、どちらかと言えば、ものごとに真摯にとり組むという姿勢があるではないか、と思います。教師になればわかるでしょうが、お金という点で報いられることは少ないし、売上という点でも測れない仕事です。生徒から「ありがとうございました」と一言言ってもらうだけで、苦労が吹っ飛んでしまうものです。そのためには地道な努力が要求されるのではないでしょうか。他の職種でもそうかもしれませんが、教師の仕事は相手がモノではなく人間という点でだいぶ違いはあるでしょう。
4年生の時に教育実習がありますが、終わってから「教師こそぼく(私)に与えられた天職だ」と言って、わざわざ留年して、教員採用試験を受ける人もいるくらいですから、今から向き不向きを決めつけてしまう必要はないでしょう。自分のなかにすでになにか教師の資質があるというよりも、教師は生徒との関係のなかで自分をつくっていく面が強いので、まずは「教師もいいかなぁ」と考えているのであれば、教員免許状を取得することをめざしたらよいでしょう。

Q.先生の免許って、商大で取れるんですか?

商大では積極的に他学科履修を勧めていますので、昼間コース、夜間主コースとも、どの学科に属していようとも、必要な単位を取得することで、「商業」、「英語」、「情報」、「社会」、「公民」の教員免許状を取得することができます。たとえば、経済学科に所属していても、「英語」の免許は取得できますし、商学科の学生よりも免許状得のための必要単位数が多くなるということもありません。

Q.どうやったら免許を取れるんですか?

かんたんに言うと、卒業所要単位に教員免許状を取得するのに必要な単位数をプラスすればいいわけです。
1.卒業所要単位(商大の場合124単位)
2.「教科に関する科目」
3.「教職に関する科目」(2と3を併せて59単位)
を取得すればいいわけです。わかりやすく言っただけですので、詳細はシラバスを参照して、自分の取得しようとする免許教科に何単位必要かを計算してみてください。
学科によって、昼間コースと夜間主コースでも、そして免許教科によっても、かなり違いが生じています。4年生までの履修を、各自できる限り、自分でシミュレーションしてみて下さい。

Q.そんなこと言ってもよくわかりません。いったいどの程度の取得単位数になるのでしょうか。

こればかりはそれぞれの学生さんの履修様式、時間割などによってもちがうので、各学科で教員免許状を取得するのに必要な単位数をシミュレーションしてみたものを、履修モデルとして載せておきます。あくまでも参考程度にしてみてください。
各学科で課程認定を受けている教科を取得することはそれほど困難ではないでしょう。たとえば、中学「社会」の場合で160単位台でしょう。中学「英語」の場合は180単位前後でしょう。単位数だけを見ると、ずいぶんと多いなぁと感じるかもしれませんが、「教科に関する科目」はほとんどがキャップ制外になるので、それほど履修には問題はないでしょう。それに中学の教員免許状取得の場合は、「事前・事後指導」、「教育実習Ⅰ」「教育実習Ⅱ」の合わせて5単位は講義ではないので、時間割で他の科目とかぶるということもないでしょう。

Q.1年生の時からどのように授業を履修したらいいんですか?

これもまぁシラバスをみてもらえればわかってもらえるでしょうが、いわゆる基礎資格として取得しておかなければならない科目として、
「憲法・基礎Ⅰ」(2単位)、「憲法・基礎Ⅱ」(2単位)(夜間主コースの場合「憲法Ⅰ」(2単位)となります)
「健康スポーツ」(1単位)から1科目、「生活と健康」(2単位)
「英語ⅠA」(1単位)、「英語ⅠB」(1単位)
「情報機器概論」(2単位)
がありますので、取得すべきでしょう。
それと、「教科に関する科目」のうち、1年生配当の専門科目は取得しておいた方がよろしいでしょう。気をつけなくてはならないのは中学「社会」の教員免許状を取得しようとした際に、「日本史」、「外国史」、「地理学」は隔年開講になっていますので、計画的に履修しておいた方がよいでしょう。「教職に関する科目」開講計画を見ておいてください。
同じように、以下の科目はいずれも隔年開講なので、これも計画的に履修するようにしてください。
「商業科教育法Ⅰ」、「商業科教育法Ⅱ」
「情報科教育法Ⅰ」、「情報科教育法Ⅱ」
「社会科教育法Ⅰ」、「社会科教育法Ⅱ」
「社会科・公民科教育法Ⅰ」、「社会科・公民科教育法Ⅱ」
「職業指導」
いずれにせよ、専門科目と「教科に関する科目」と「教職に関する科目」が時間割上かぶってくることも多いので、シラバスを傍らにおいて、時間割と首っ引きで、自分の時間割を組むことが大事です。「教職に関する科目」のうち一部の科目は6講目に開講されています。その科目は昼間コース所属の学生さんも履修できます。
忘れてはならないのは、中学の「英語」、「社会」の教員免許状取得希望の人は、「介護等体験」の実習も行なわなければなりません。

Q.「介護等体験」って何ですか?

「介護等体験」とは、小・中学校の教員免許状取得に必要なもので、商大では中学校教諭一種免許状(英語、社会)を取得するためには7日間の「介護等体験」が必要です。商大では小樽聾学校(小樽市)で2日間、そして各自に割り当てられた社会福祉施設等で5日間の体験を(多くは帰省先で)行ないます。その詳しい内容については、事前指導がありますので、その際にお話しします。「介護等体験」を行ったという証明書がないと教員免許は授与されないので、くれぐれも忘れることがないようにしてください。
自分で申し込むわけですので、大学の掲示(新学年度が始まってまもなく掲示が張り出されることが多い)や教職課程のホームページに注意しておいてください。

Q.教職課程を履修する学生はどの程度の人数なのですか?

これまではだいたい在籍学生の5%程度が履修しているというところです。ここ数年は昼夜間合わせて毎年20人前後です。他の大学に較べて、少し履修率は低いかもしれません。というのも「商業」(多くの学生さんは高校時代に「商業」の授業を受けたことがないことと「英語」(商大には「英語学科」や「英米文学科」がない)という免許が、学生さんにって少し特殊だったからかもしれません。北海道では残念ながら教員採用試験で「情報」枠がこれまでありませんでした。したがって、「情報」免許取得者も思ったほど多くありません。
2012年度入学の学生から中学「社会」、高校「公民」の教員免許状が取得できるようなったので、今後は教職履修者は少し増えるのではないかと思います。
教職の担当だからそう思うのかもしれませんが、就職に際して「教師」という選択肢があってもいいのでは、といつも思っています。もちろん教師になりたくないという人に無理強いする気はまったくないのですが。

Q.教員になる人って多いんですか?

その年によりますが、近年は一桁台です。少し寂しい気もします。
ただ、一度社会に出てから、方向転換して、教師になるために商大に入りなおしている人もいるくらいですから、潜在的にはもっと希望者はいるのではないかと思います。そいう回り道をする学生さんを見るにつけ、「在学中に単位を取得しておけばよかったのに」といつも思うのですが、そういう学生さんは「在学中にはそんなことはつゆ考えたことはなかった」と言います。卒業後に教員をめざそうとする場合には、最短でも1年半の期間と、授業料その他の費用として数十万かかることもありますので、皆さんには教職のことを頭の片隅にでも置いて欲しいのです。
1単位1万数千円もかかるのですよ。在学中であれば、授業料だけで済みます。

Q.「履修カルテ」というのを聞いたことがあるんですが、何ですか?

教職課程の受講者が、これまで学んできたこと、現在学んでいることを自ら記録して学習状況を自己評価するためのチェックシートのようなものです。各自がそれぞれの課題を見つけることをめざしています。小樽商科大学ホームページ内にある教職課程専用ページ(現在「整備中」)から「履修カルテ」をダウンロードして、各個人が自分で整理してください。個人情報が記録されるので、くれぐれも管理には気をつけてください。
教職課程の受講者は、定期的に「履修カルテ」の提出が求められます。また、4年次の「教育実習Ⅰ」、「教育実習Ⅱ」、「教育実践演習」の履修に際しても提出を求めることがあります。

Q.教育実習って4年生でやるんですよね?

4年生で履修することになるのですが、履修するための条件があります。それは3年次終了の段階で「教職に関する科目」ならびに「教科に関する科目」に必要単位数の1/2以上を取得し、かつ4年次の履修単位を取得することで、免許状を取得できるとの条件があります。特別な事情があり、その条件を満たしていない場合は、教務係に相談をしてください。理由を考慮の上、教職担当教員が判断します。

Q.教育実習ってどの学校でやるんですか?

商大の場合は、斡旋できる実習校以外は、出身校で実習することになります。中学・高校では翌年度の実習の受付を4月の段階で行なうことがたいへん多いです。みなさんは4年生の時に実習を行ないますが、3年生の4月には母校へ依頼して、翌年に実習をさせていただける旨の確認をとっておくことが必要です。近年、教育実習生の人数が増えており、受け入れが断わられることもありますので、できる限り、早めに実習校と連絡を取るようにしてください。
中学の「英語」および「社会」の教員免許状を取得するには、教育実習が4単位(「教育実習Ⅰ」および「教育実習Ⅱ」)となっております。ほとんどの中学では4年次にまとめて3週間で実施することとなっております。
また、中学の「英語」および「社会」の教員免許状取得の場合、高校で実習を3週間(「教育実習Ⅰ」および「教育実習Ⅱ」)行なってもよいことになっています。3週間実習を受け入れている高校もありますが、各高校によって受け入れのスタンスが違いますので、3週間の実習を希望する場合は、実習校と直接交渉して下さい。
「情報」は高校では3年間に2単位必修ですので、他の教科に較べると、授業もそれほどありません。したがって、「情報」の教員免許状取得の場合、希望者全員が「情報」の実習をできるわけではありません。その場合は、関連する科目での実習を行なわせていただけるように、交渉してみてください。

Q.事前指導もあるんですよね?

「事前・事後指導」は3年生の秋(10月下旬~11月)、4年生の春(4月下旬~5月)、4年生の秋(10月下旬~11月)の3回実施します。掲示を見落とすことがないようにして下さい。
「事前・事後指導」は単位化されており、1単位となっております。したがって、理由なく欠席した場合は、単位が認定されないこともあります。

Q.4年生の時に「英語」の免許を取得しようと思い立ったのですが?

教員免許状を取得するためには、基本的には必要な単位数を揃えればいいわけですから、通信教育などを利用するのがよろしいかと思います。ただし、大学によっては二重学籍を理由に受け入れないとしている大学もあるので(科目履修生は受け入れている大学もあようです)、当該大学へ問い合わせてみましょう。通信教育については、春と夏に札幌でも説明会を開いているので、それに参加して情報を集めるのもいいでしょう。私立大学通信教育協会のアドレスはhttp//www.uce.or.jpです。教員免許状の取得の仕方についてQandAが載っていますので参考にされたらよいでしょう。また、詳細に知りたい場合は説明会に参加したらよいでしょう。
2001年度から北海道教育大学札幌校と単位互換がなされてます。提供されている科目が少ないのですが、利用できれば利用するのもひとつの手だと思います。希望する人は教務係に問い合わせてみましょう。

Q.中学あるいは高校の「数学」の教師になりたいんですが?

少なくとも小樽商大では「数学」の教員免許状を出せるようにはなっていないわけですので、そのために必要な単位を他の大学などで、履修する必要があります。この場合も通信教育などを利用するのがよろしいかと思います。また、中学の「英語」あるいは「社会」の免許を所有していると、中学の「数学」を取得する場合、必要単位数が軽減されるようになっていますので、そのあたりのことも考えたらいいでしょう。
高校の「数学」免許を取得する場合も同じで、ひとつの免許(たとえば「情報」であれ「英語」であれ)を取得していると、「数学」の免許取得に必要な単位数が軽減されるようになっています。

Q.小学校の教員免許資格を取得できないでしょうか?

1.通信教育で取得できます。

2.認定試験で取得できます。詳細は文部科学省のホームページを参照してください。 試験問題も公開しているようですので、トライしてみたらよいでしょう。
3.北海道教育大学札幌校との単位互換を利用するのも一つの手ですが、事例がありません。かなり可能性は低いでしょう。

Q.授業時間割がかぶっていて、商業の免許取得ができそうもないのですが?

教育職員免許法別表一の備考九に次のような規定があります。

「…..高等学校教諭の…..商業…..の教科についての免許状については、当分の間この表の…..高等学校教諭の項中教職に関する科目の欄に定める単位数…..のうち半分までの単位は、当該免許状に係る教科に関する科目について修得することができる」となっています。
教育職員免許法施行規則第六条を見てみると「教職に関する科目」は本来23単位必修ですが、12単位で済むことになります。もちろん教科に関する科目は多く修得しなければなりません。

Q.高校商業あるいは高校・中学の英語の免許を取得し、卒業後、他の免許を取得するには?

1.通信教育を利用する。
2.教育職員免許法第6条3「一以上の教科についての教諭の免許状を有する者に他の教科についての教諭の免許状を授与するため行う教育職員検定は、第一項の規定にかかわらず、受検者の人物、学力及び身体について行う。この場合における学力の検定は、前項規定にかかわらず、別表第四の定めるところによって行われなければならない。」

別表第四を見ると「教科に関する科目」20単位、「教職に関する科目」4単位で済むとがわかります。商業の免許は取得できたが、英語の免許は取得できなかった場合も、このような制度を利用して、他免許を取得することも考えておいたほうがよいでしょう。

Q.教師になるには試験があるんですか?

そうですよ。免許を取得するだけでは、教員になることはできません。
北海道の場合は一次試験が毎年7月に実施されますが、2段階選抜を実施しております。 試験は年々狭き門になっていますが、全国的に見れば、北海道の倍率はけっして高いわけではありません。商大の学生の能力からすれば、準備を怠りさえしなければ難関ではないと言えます。「商業」の合格者が少ないことが気になります。
ちなみに過去5年間では毎年3人程度です。既卒者を含めるともう少し多くなるかもしれません。
教員以外の道を考えていない場合は、不幸にも試験でうまくゆかなくとも、あきらめずに、期限付講師や時間講師で再度チャレンジしてみましょう。教員として採用されるまでの全国平均の採用試験受験回数は2回以上だそうです。商大卒業生でも3回程度はそれほどめずらしくありません。もちろん、だからといって受験勉強しなくてもよい、というわけではありません。
「情報」については2003年度から高校で必修となりましたが、これまで採用枠はありませんでした。今後も採用枠がない可能性が強いので、「情報」の教員をめざす場合は他の教科の免許も併せて取得することも考えておいたらよいでしょう。
免許を複数所有している方が、採用の際に有利に働くようですので、皆さんも是非ともそうしてください。たとえば、経済学科と企業法学科の学生さんは「社会」と「公民」の免許を、商学科所属の学生さんは「商業」の免許を、社会情報学科所属の学生さんは「情報」の免許を取得しやすいでしょうから、複数免許取得にチャレンジしてください。
もう少し具体的に言うと、「英語」の免許を取得する場合は、各学科で認定されている免許を同時並行で取得する算段をしたらよいでしょう。途中でたいへんになったら、ひとつの教科の免許を取得できると、他の教科の免許取得のための履修単位数が軽減されることになっているので、いざとなったらそういうことも考えておいたらよいでしょう。
採用試験に向けてどのような勉強をしていったらよいかは、あなたが、2年生かあるは4年生かによって違うでしょう。
いわゆる北海道の第一次試験のペーパーテストは、「専門試験」(100点)と「一般教職教養試験」(40点)に分かれています。ただし、ある一定の資格を取得すると「専門試験」が免除される制度があります。「英語」、「商業」とも免除資格を取得すると有利でしょう。
以下のものがそうです(「英語」については2014年度の教員採用(2013年実施の採用試験)からのものです)。
「英語」
英検1級合格者
TOEFL PBT580点(iBT92点)以上取得者
TOEIC 860点以上取得者
「商業」
日商簿記検定1級合格者または全経簿記検定上級合格者
税理士試験の財務諸表論または簿記論科目合格者
公認会計士または税理士の資格取得者
情報処理技術者試験基本情報技術者試験合格者(第2種情報処理技術者試験合格者)
または同協会のこの資格と同等以上の資格取得者
これらの資格を所有していると、「専門試験」が免除されるわけですので、たいへん有利になることは間違いないです。このような制度があることが知られるようになり、年々免除者が増えている模様です。したがって、まずは、「商業」や「英語」の教員志望者は免除資格を取得するように努力することが、教員採用試験合格へとつながるでしょう。 北海道の教員をめざすならば、北海道教育委員会のホームページに目を通しておくことが必須です。アドレスはhttp://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/です。そこから様々な情報を得ることができます。

Q.私立学校の教員の道はあるのでしょうか?

基本的に各学校が独自に採用します。各学校のホームページや新聞に募集が載っていたり、大学に募集要項が送られてきたりするので、見逃さないようにしましょう。公立中高校もそうですが、私立中高校も建学の理念もあり、生徒の質も様々です。応募する場合は当該学校の情報を収集しましょう。
北海道私立中学高等学校協会に登録しておくと、紹介をしてもらえる場合もあるようです。
大学に対して、あるいは大学教員に対して紹介を依頼されることも、少数ながらあります。

Q.他にどんなことをしておけばよいでしょうかね?

近年の傾向ですが、採用試験で「ボランティア活動」が重視されるようになってきております。一般のボランティア活動ももちろんですが、教育関係ですと、次のようなものがあります。積極的にチャレンジしたらよいでしょう。
北海道教育委員会の「学生ボランティア・学生ボランティア学習サポート事業」
札幌市教育委員会の「学生ボランティア事業」
小樽市教育委員会の「樽っ子学校サポート事業」
そのほかにもボランティアとは少し違いますが、
北海道教育委員会の「北海道教員志願者養成セミナー」があります。

Q.どうも今ひとつわからないんですが、どうしたらいいでしょうか?

そうですね、まずはシラバスを熟読して下さい。それでもわからない点があれば、修学担当の事務の人か、教職担当の教員に尋ねてください。相談にのってくれると思います。
教員免許状を交付するのは大学ではなく、北海道教育委員会です。込み入った問題になると、たとえば他大学で取得した単位は「教職に関する科目」のどの領域に該当するかなどといった問題は、商大の事務では答えることができないことも多いので、その際には直接道教委に問い合わせることをお勧めします。